ネットの詐欺情報に騙されるな！ [ネット詐欺]
先日知人が健康診断で、すい臓の病気を疑われ再検査を受けた。
すい臓の病気は発見が遅れがちだそうで、発見が遅れると生存率が非常に低いらしい。
「すい臓 腫瘍」でググってみると、その症状や治療、生存率や余命について説明してあるサイトがたくさんある。
その中で、個人が立ち上げたと思われるサイトの多くに
“癌が改善しなければ返金 ガン患者を完治させた食事法”
という、怪しいリンクが貼ってあったので、さっそくクリック。
ﾎｩ、これが情報商材とやらか(￣∇￣+)
読み進めると
「ガンから生還した体験者の喜びの声」と題し、岡田正雄さん（30歳 千葉県）の直筆の手紙が紹介されている。
そのタイトルは
「直腸ガン手術で付けた人工肛門が外せるほど回復」
ｸｯｸｯｸｯｸｯｸｯｸｯ、笑わせるじゃねぇか。
以下、手書きの内容をそのまま
---------------------------------------
僕は便秘ぎみの体質で、食事も肉類が大の好物。
いつも仕事が終わると焼き肉屋や焼鳥屋などに寄って、
焼酎を飲みながら毎晩のように肉をたらふく食べないと気が済まないタチでした。
そんな極端な食生活に自分でも少しやばいなと思っていましたが、
20代後半になって便秘がさらにひどくなり、
血便が出るので痔かと思い病院に行ったら
医者から直腸ガンと言われガク然としました。
その後、人工肛門を入れることになってしまいましたが、
食生活を変えないとまた再発すると言われ、
たまたま知人を通して知った井上先生の指導を受けることになったわけです。
（井上先生、その節はたいへんお世話になり有り難うございました）
食事療法を始めてから1年くらい経つと、人工肛門を外してよいほど良くなり、
こんなことは前例がないと医者にも驚かれました。
毎日の食事を改善するのは少し苦しかったけど、それも最初だけ。
慣れれば、なんていうことはありません。
それにより元気に過ごせるのが、なにより。
命あっての人生、健康あっての人生です！
---------------------------------------
>こんなことは前例がないと医者にも驚かれました
>こんなことは前例がないと医者にも驚かれました
>こんなことは前例がないと医者にも驚かれました
ｸｯｸｯｸｯｸｯｸｯｸｯｸｯｸｯｸｯｸｯｸｯｸｯｸｯｸｯｸｯｸｯｸｯｸｯｸｯｸｯｸｯｸｯｸｯｸｯｸｯｸｯｸｯｸｯｸｯ
腹痛てぇ
こんな情報誰が信じる。この手紙がねつ造なのはサルが見ても分かるｗ
さぁ、言い換えてみよう。
---------------------------------------
20代後半になって血糖値がさらにひどくなり、
手足がしびれるので糖尿病かと思い病院に行ったら
医者から壊死した足を切断と言われガク然としました。
その後、義足をすることになってしましましたが
食生活を変えないとまた再発すると言われ、
たまたま知人を通して知った井上先生の指導を受けることになったわけです。
（井上先生、その節はたいへんお世話になり有り難うございました）
食事療法を始めてから1年くらい経つと、義足を外してよいほど良くなり、
こんなことは前例がないと医者にも驚かれました。
---------------------------------------
糖尿病で例えるとこう言っていることになる。
※糖尿病患者の方、気分を害されたらお詫びします。
さて、情報商材に話を戻す。
人工肛門は、主に消化器系疾患などにより、永続的、もしくは一時的に造設する。一時造設の場合は、しばらくの期間をおいて閉鎖手術をする。
直腸ガンで肛門（肛門括約筋）も切除し、肛門の代わりに人工肛門を造設する場合は永続的。なので外せない。
一時造設の場合は、肛門は切除せず、腸閉塞を起こしたときや大腸の手術後に縫合不全が起こったときなど一時的なもので、閉じることはあらかじめわかっているので医者が驚くことはない。
とすると、この手紙に書かれていることは、医学的にありえないｗ
もし事実だとすれば、是非症例を学会にでも報告してもらって、病気で困っている人に役立ててもらいたい。
このような詐欺情報、ネットにはいくらでも転がってるし、こんな情報を真に受ける人はあまりいないと思うがｗ
病気やお金に苦しんでいる人につけ込んで、詐欺情報を売りつける輩には気を付けましょう。
一方的に流れてくる情報だけを受け取っているだけでは真贋は見抜けない。
何がホントで、何がガセかを見極めるスキルが必要(*^-^*)
それにしてもネットの情報疑うのに、新聞・テレビの情報を疑わない人が多いのはなんで？
すい臓の病気は発見が遅れがちだそうで、発見が遅れると生存率が非常に低いらしい。
「すい臓 腫瘍」でググってみると、その症状や治療、生存率や余命について説明してあるサイトがたくさんある。
その中で、個人が立ち上げたと思われるサイトの多くに
“癌が改善しなければ返金 ガン患者を完治させた食事法”
という、怪しいリンクが貼ってあったので、さっそくクリック。
ﾎｩ、これが情報商材とやらか(￣∇￣+)
読み進めると
「ガンから生還した体験者の喜びの声」と題し、岡田正雄さん（30歳 千葉県）の直筆の手紙が紹介されている。
そのタイトルは
「直腸ガン手術で付けた人工肛門が外せるほど回復」
ｸｯｸｯｸｯｸｯｸｯｸｯ、笑わせるじゃねぇか。
以下、手書きの内容をそのまま
---------------------------------------
僕は便秘ぎみの体質で、食事も肉類が大の好物。
いつも仕事が終わると焼き肉屋や焼鳥屋などに寄って、
焼酎を飲みながら毎晩のように肉をたらふく食べないと気が済まないタチでした。
そんな極端な食生活に自分でも少しやばいなと思っていましたが、
20代後半になって便秘がさらにひどくなり、
血便が出るので痔かと思い病院に行ったら
医者から直腸ガンと言われガク然としました。
その後、人工肛門を入れることになってしまいましたが、
食生活を変えないとまた再発すると言われ、
たまたま知人を通して知った井上先生の指導を受けることになったわけです。
（井上先生、その節はたいへんお世話になり有り難うございました）
食事療法を始めてから1年くらい経つと、人工肛門を外してよいほど良くなり、
こんなことは前例がないと医者にも驚かれました。
毎日の食事を改善するのは少し苦しかったけど、それも最初だけ。
慣れれば、なんていうことはありません。
それにより元気に過ごせるのが、なにより。
命あっての人生、健康あっての人生です！
---------------------------------------
>こんなことは前例がないと医者にも驚かれました
>こんなことは前例がないと医者にも驚かれました
>こんなことは前例がないと医者にも驚かれました
ｸｯｸｯｸｯｸｯｸｯｸｯｸｯｸｯｸｯｸｯｸｯｸｯｸｯｸｯｸｯｸｯｸｯｸｯｸｯｸｯｸｯｸｯｸｯｸｯｸｯｸｯｸｯｸｯｸｯ
腹痛てぇ
こんな情報誰が信じる。この手紙がねつ造なのはサルが見ても分かるｗ
さぁ、言い換えてみよう。
---------------------------------------
20代後半になって血糖値がさらにひどくなり、
手足がしびれるので糖尿病かと思い病院に行ったら
医者から壊死した足を切断と言われガク然としました。
その後、義足をすることになってしましましたが
食生活を変えないとまた再発すると言われ、
たまたま知人を通して知った井上先生の指導を受けることになったわけです。
（井上先生、その節はたいへんお世話になり有り難うございました）
食事療法を始めてから1年くらい経つと、義足を外してよいほど良くなり、
こんなことは前例がないと医者にも驚かれました。
---------------------------------------
糖尿病で例えるとこう言っていることになる。
※糖尿病患者の方、気分を害されたらお詫びします。
さて、情報商材に話を戻す。
人工肛門は、主に消化器系疾患などにより、永続的、もしくは一時的に造設する。一時造設の場合は、しばらくの期間をおいて閉鎖手術をする。
直腸ガンで肛門（肛門括約筋）も切除し、肛門の代わりに人工肛門を造設する場合は永続的。なので外せない。
一時造設の場合は、肛門は切除せず、腸閉塞を起こしたときや大腸の手術後に縫合不全が起こったときなど一時的なもので、閉じることはあらかじめわかっているので医者が驚くことはない。
とすると、この手紙に書かれていることは、医学的にありえないｗ
もし事実だとすれば、是非症例を学会にでも報告してもらって、病気で困っている人に役立ててもらいたい。
このような詐欺情報、ネットにはいくらでも転がってるし、こんな情報を真に受ける人はあまりいないと思うがｗ
病気やお金に苦しんでいる人につけ込んで、詐欺情報を売りつける輩には気を付けましょう。
一方的に流れてくる情報だけを受け取っているだけでは真贋は見抜けない。
何がホントで、何がガセかを見極めるスキルが必要(*^-^*)
それにしてもネットの情報疑うのに、新聞・テレビの情報を疑わない人が多いのはなんで？
コメント 0